いとしのチーコ

おもしろニワトリ“チーコ”についての備忘録

母性本能は突然に…

だいぶ間が空いちゃいましたが、しれっと更新を…🙇💦

最近は、ツイッターでペットとして飼われているニワトリたちのエピソードや写真なんかを毎日欠かさず見ています。

部屋飼いされてる仔たちも多くて、いつもそばにいるからこそ撮れる、その知られざるカワイイ生態にはウンウン頷いたり、改めて驚いてみたり…

そうなんですよ〜、ニワトリって信じられないくらい飼い主や人間の心を読む生き物なんです。

前にも書きましたが、それこそ犬や猫に負けないくらい意思疎通が出来ちゃうんです。

だからとてつもなくカワイイ😉👌

ウチで飼ってたチーコにも、たくさんのカワイイエピソードがあるんですが、飼いだしてから4年目に入った時期に突然、小屋の奥にしゃがみこんでじっと動かなくなってしまった事がありました。その間は卵も産まなくなり、ただひたすらしゃがんでましてね…

でも餌をあげるとちゃんと食べるし水もゴクゴク飲む。とても病気などとは思えない健康な感じにも見えたんですね。

いつもだったら餌を食べ終わったら、小屋から出せ出せの猛アピールが始まるんですが、その時期はまたすぐ奥に戻ってしゃがんじゃうんですよ。

で、心配になったもので、いつも餌を買ってたペットショップの店主にこの事を話してみたんです。そしたら…

「それ、巣入りやないかなぁ… ウズラの有精卵やけど、よかったら持って帰って藁で巣を作ってその上に置いてみてよ、抱くかもしれへんよ。 でも白色レグホンやんな? その品種は普通は巣入りはしないんやけどなぁ…??」

とのアドバイスを受けて、藁にもすがる(笑)思いでそれをやってみたんです。

チーコに卵を見せたら何やら興味を示した感じがしたので、巣を横に置いてみたところ、ココココ鳴きながらしばらく卵を見つめたのち巣の上に乗っかり、しっかり卵を抱き始めたんですよー。

嬉しかったなあ…この時は。

病気じゃなかったんや〜ってね😂

でもこのおかげで、私は益々もって卵を食べる事が苦手となり、それは今現在も続いている次第なんです💧

その後しばらくして雛が続々と卵からかえり、チーコはお母さん鶏になった訳なんですが、それからの事はまた次回以降に書きますね😊

 

愛しき不思議行動

 

「ニワトリって人に懐くの?」

 

チーコを飼っていた時からこんなふうに人によく訊かれました。

素朴な疑問だと思います🤔

 

一般的にイメージがよくないですもんね、ニワトリって…

おそらくは、

養鶏所~暗い~汚い~騒がしい~大食~無感情~低能…

てな感じで連想しちゃう人もいるんじゃないでしょうか💧

でも実際飼ってみたら全く逆でした😉

 

最近ではSNSでニワトリを飼ってる方の動画なんかが沢山アップされていて、ペットとしての可愛いニワトリの姿を目にした方もおられるかと思います。

それらを見れば少しはご納得頂けるはずですが、むちゃくちゃ人懐っこいんですよね~ニワトリって👍

名前を呼んだら反応したり、駆け寄って来たり、ずっと後をついてきたり、甘えた声を出したり…

もうこんな事はごく当たり前で、このブログでも散々書いてきた通りです。

 

それに無類のキレイ好き!

チーコは砂浴びが大好きな仔でした🐔

天気の良い日には乾いたきれいな土のある場所に足で地面を掘って柔らかい砂状にし、その上に寝そべって足と羽を上手く使い全身に砂を浴びるんです。気持ち良さそうに。

これでダニや羽虫といった寄生虫を駆除出来るし、羽の汚れなんかも落とせるらしいんですね✨

 

ニワトリって賢いなぁ…

スゲー生き物なんだなぁ…

こんなふうに感心させられたエピソードは他にも色々あります。

 

例えば、チーコの大好物だった米。

これを私が手のひらに乗せ、お食べ~って目の前に差し出した際、すぐにガツガツいきたいはずなのに、なぜかしばらく米を見つめたあと、首を何度も横に振って嫌がるような仕草をするんですね。

で、改めて地面に米を置いてあげると、我を忘れたように尖った口ばしで一心不乱に摘まんで平らげるんです。

ごくたまに手に乗せた米を直接ついばむ事もありましたが、そんな時も決して思い切りつついてきたりはしません。

それをすると、まるで私が痛い思いをするのをわかっているかのように…

 

何せちょっと米に触れる程度なものですから、ちゃんと口ばしで掴めずポロポロ下に落っことしちゃう。で、それを慌てて拾って食べてるんです(笑)

感情がなかったり、薄かったりするならこんな行動は取れません😏

 

飼い主に対する“気遣い”…??

 

これって私の思い過ごしなのかなぁ…笑

 

さてみなさんはどう思われますでしょうか😉

 

天敵あらわる!

 

にわとりって、警戒心が強いんです。

 

比較的遠くにいる野良猫やら、空高くを飛んでるカラスなんかであっても素早く察知し、ず~っとそっちの方向から目をそらさず、「コ・コ・コ・コ・コ…💦」って感じの警戒時にだけ発する独特の小刻みで大きな声の鳴き方をして家の中にいる人間にピンチを知らせてくるんです。

『早く守って~!』とでも言わんばかりに…😏

我々が外に出て行くと、チーコは鳴くのをやめ、サーッとこちらに駆け寄って来てしばらく足元から離れようとしませんでしたね🐔

 

猫やら自分より大きい鳥やらはやたら怖がるくせに、とにかく人間の事は大好きで全く恐れておらず、しかも自分の事をあまり構ってくれない人物なんかに対しては不意に靴とかに飛びかかって思い切り突きにいくぐらい強気な行動をとったりもするんです💢

私の親父の事なんですけどね、その人物ってのは。

親父は全然可愛がってませんでしたから、チーコを。

産んだ卵は喜んで食べてたくせに(笑)😆

 

そんなチーコが顔を見ただけで飛んで逃げ出す人物があらわれたんです!😲

 

近所の家に小学校に入るか入らないかぐらいの男の子がいました👦

当時その子がよくウチにも遊びに来てたんです。お友だち何人かと一緒に。

みんなチーコに興味津々で、恐る恐る近づいてみたり離れたりしてキャッキャ云ってた訳なんですが、その内すっかり慣れてしまったのか、ある日の事、リーダー格のその男の子が大胆な行動に出ました💧

チーコのトサカをつかみ、そのまま思いっ切り引っ張って自分の方へグッと引き寄せたんです~😱💦

 

「ク、クワッカカカ💦 クワーッ…💦💦」

 

何とも上手く表現しずらい鳴き声を発しながら、チーコはその場から猛ダッシュで逃げていきました💨

今までにそんな事をされもしなかっただけに相当痛かったんでしょうなぁ…😅

そのハプニングがあってから、チーコはその男の子がそばに近づいてくるだけで一目散に逃げていくようになったんです。

決して忘れないんですよ、にわとりって賢いから😊

 

でも、人間を信用してくれていたはずのチーコのそんな可哀想な姿を見てしまったのにはちょっとショックでしたけどねぇ…😓

 

 

あ、そうそう…

そのウチに遊びに来ていた男の子たちの中に、後に有名なミュージシャンになった子がひとりいるんですよー!

海外でもライブを演ったりした事もある絶賛活躍中の人気バンドのメンバーのひとりなんですがね…🎶

 

チーコの事、今でも覚えてくれてるかなぁ…笑😉

 

 

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朝起こしにくるニワトリ

 

室内飼いのワンちゃんやニャンコが、

“エサくれ~”

って、毎朝枕元まで起こしにくる話しはよく

あると思うんです😊

 

ウチのチーコはあまりにも朝早くに鳴き出し

て近所迷惑になるもんですから、まだ薄暗い

時間に小屋から出して外でフリーに遊ばせて

たんですね、それこそ毎朝🐔

 

家族が起きだして玄関や勝手口や小窓なんか

が開く頃、もうチーコはそのどこかをウロウ

ロしていて、スキを見計らって家の中へ入り

込もうと企んでるんです(笑)😁

 

なぜなら、

人間が恋しいのと、

勝手に自分のエサ場にしてるハイザーの所へ

行きたいのと、

もうひとつが、私の親のイタズラに付き合う

ため…😲

 

子供の頃って自分の意志では起きずに、たい

ていは親に起こされてましたよね。

それでも中々目覚めずに、最後は親がキレて

怒鳴る…ってパターン(笑)😆

私も朝が弱くてよくキレられてましたが、そ

の内、親が私に対する斬新な朝の起こし方を

編み出したんです💡

 

私はいつも家の2階で寝ていたんですが、ま

んまと1階に上がり込んだチーコに階段をの

ぼらせ、枕元まで誘導して私の顔をつつかせ

るという…目覚まし界の荒業を毎朝駆使して

くるようになったんです😅

 

もうこうなると飛び起きざるを得ません💦

あまり長く家の中にいさせるとウンチとかし

ちゃうかも知れないですしね💩

それが顔面なら最悪です(笑)😱

 

チーコが若くて元気な頃は毎朝これが続きま

したねぇ…😊

晩年はチーコも体力がなくなって階段をの

ぼる事さえ出来なくなっていましたが…

 

ま、その頃は私も目覚まし時計を使って自力

で起きてましたけども(笑)😆

 

でも、枕元でココココ鳴いてるチーコはホン

ト、可愛かったですねぇ…😄🐔

 

好物ゲットは体当たりの果てに

 

最近は便利になりましたよね、コンビニや大型ショッピングセンターやアマゾン…

ペットの餌が昔に比べて遙かに入手しやすくなったのではないでしょうか☝

でもその分ペットショップは激減してるような気も…😓

 

チーコがいた当時、たまたま家の近くにペットショップが1軒ありまして、ひと月に1回くらいのペースで袋に入った餌を必ず2つ、キコキコ自転車で買いに出掛けてました😊

 

でね、にわとりの餌の食べ方ってダイナミックなんですよー☝

くちばしで餌箱をズンズン掘りながら食べる感じ…

そんなだから、ほとんど餌箱の外にこぼれ落ちちゃってる(笑)

だから早いんです、餌がなくなっちゃうペースが💧

それで毎回2袋買ってたんですね😱

 

主に穀物が配合された餌でしたが、チーコの大の好物は他にありました…

それは…

スイカと米だったんです~😁☝

 

スイカなんて、人間でもそこまで食べないよ!ってくらい赤身の下のまだ下の、硬い皮の付近までつっついてたいらげるんです(笑)

よほど口に合ったんでしょうねぇ…😉

 

で、米なんですが、

チーコには米を口にするまでのルーティン?がありました。

 

それは…☝

 

台所の勝手口の前までやってきて…

中で人の声が少しでも聞こえたらココココ騒ぎ出し…

戸をくちばしでつついて中へ入れろ!とアピール…

それでも反応がないと何と戸へ体当たり!!…

仕方なく折れて戸を開けると…

もっと早く入れんかい!とでも言いたげに顔を真っ赤っ赤にして…

ハイザーへ一目散に駆け寄り…

自分でくちばしを使ってちょんちょんとレバーを押し下げ…

何分力が弱いもので、ちょろっとしか出てこなかった米を一心不乱についばむ…

 

毎回このパターンなんです😁

 

“ハイザー”ってご存知ですよね?

例えば、1合のレバーを下げると1合分、2合のレバーなら2合分…といった感じで自動計量して下方の排出口から米が出てくる家庭用の“米びつ”の事なんですが…

 

チーコ、エライでしょ!😏

人がいつもこうやって米を取り出して、自分にくれるって事を見てて覚えてるんです😲

この事もね、当時から誰かに言いたくて伝えたりしても、まあ100%は信じてもらえませんでしたね😅

 

あ、そうそう…

戸に体当たりまでして、仕方なく開けさせる事に成功した後、

『何よ、もう!…』

とでも言いたげに、

“フュン!”

って感じの声を必ず発してましたわ(笑)

 

ああ… またあのルーティンを一通り見てみたい…😌

 

鳥の衣替え

 

毎年12月に入った頃からかなぁ…

にわとりの羽って徐々に抜け出すんですよー😲

 

年末から年始にかけて、新しい羽に生え変わらせようとする習性があるんですね☝

そんなに傷んでもなく見えるのですが、何故かこの一番寒い時期に裸ん坊になろうとするのです(笑)

 

で、この時期のにわとりってちょっと様子が変になります。

不安感からか情緒不安定になってるのかよく分かりませんが、とにかく私たちさえ避けて物陰に隠れようとします😱

そばへ寄って行っても逃げる逃げる(笑)

 

だんだん羽が生え揃っていくにつれて、元の人懐っこいチーコに戻ってくるんですが、2月くらいまでこのオドオドが続いてたかな。

 

確かに真っ白できれいでしたね、生え揃った“直後”は…

 

というのも、砂浴びが大好きな仔でしたので、砂にまみれる度に色がくすんできて、せっかくのおニューの衣装を台無しにしちゃうんです(笑)

 

人間ストーカー、チーコ

 

チーコは、とにかく人が恋しくて恋しくて仕方のない寂しがりやでしたね🐔

 

部屋の中から、庭で遊ぶチーコの様子を時折観察していたんですが、いつも可愛くて面白いこんな行動をとってくれました👇😉

 

庭で機嫌よく遊んでいても、玄関で人の声がすると一瞬我を忘れたように猛ダッシュでそばまで駆け寄って行くんです💨

 

決して餌が欲しいからとかではなく、自分の視界に人がいないと、どうにも不安なようなんですね😰

 

人間は自分の仲間だと思っていたでしょうし、外敵から守ってくれる頼もしい味方だとも思っていたのでしょう。

もう常に人の姿を追っかけてました。

トコトコトコ…って😉

 

いや、ひょっとしたら自分の事も人間だと思っていたのかも知れません(笑)

 

チーコは家族の中でも特に私の母親の事が大好きだったみたいで、庭で洗濯物を干したりしている時にも足元にまとわり付き、甘えた声を出して決してそばから離れようとしません。

聞いた話では、動物というのは人間の男性より女性の方により懐く傾向があるらしいです☝

ひよこの時から一生懸命世話をしてきたのは私なんですけどね(笑)

 

またある時などは、母が買い物に行くのに自転車を走らせた際、密かに背後に来ていたチーコは置いていかれるのがイヤだと思ったのか、全速力でその後を追っかけて行った事がありました💦

気付かない母は距離をどんどん開けて行くのですが、私が後を追いかけて、車がビュンビュン通る交差点の手前、すんでの所でチーコを確保したんですよー💧😩

 

もっと凄いのが、人の声だけではなく父と母が兼用で乗っていた車のエンジンの音まで記憶していて、その音が聞こえてきたら家族の誰かが帰ってきたと反応して玄関まで全速ダッシュをしていた事なんです!😱

 

こんな話、多分みなさん信じられないとは思いますが…

でも本当なんですよー👍

 

三歩あるいたらそれまでの事を忘れるだなんて誰が言ったんでしょうね、にわとりの事を😠

 

人間が愛情込めて育ててあげると、思いもしなかったような能力や知能が動物には備わっていて、それが開花したりするのではないでしょうかねぇ…😉✌