いとしのチーコ

おもしろニワトリ“チーコ”についての備忘録

平和の使者 “チーコ”

 
季節は秋口だったでしょうか…
 
チーコたちを我が家に連れ帰ったものの、鳥を飼うには全くの知識不足&準備不足のぶっつけ本番状態でありました💧
 
“どうやって育てればいいんやろか…😩”
 
とにかくひよこは寒がりであると、田舎育ちの親父だったか、担任の先生だったか、確かそんなアドバイスを私にくれたのです☝
 
特に夜間は気温が下がる為、絶対弱らせてはいけない!との思いからひねり出した苦肉の策…
 
それはこんな事でした…
 
 
昔、木枠でヒーター部が囲われた、“正方形のちっちゃいこたつ”がありましたよね?
 
電気毛布とかがまだ一般的でなかった頃は、このミニこたつを布団の中に入れ、暖を取って眠ったものです😊
 
小屋代わりの大きな段ボール箱に、そのミニこたつを押し入れから引っ張り出してきて、中にセットし、上から毛布を被せてとりあえず様子をみる事にしました。
 
結果は、とりあえず成功👍
 
熱すぎもマズいと思い、ヒーターの温度を低めに設定していたのですが、やっぱり寒かったのか、朝毛布をめくると、1羽が木枠の隙間から中にまで入り込み、ヒーター部に身体を並べてじっとしていました🐤
 
その時は何故か1羽だけがその状態で、もう1羽は木枠の外にいたままでした。
 
でも3日目くらいから、2羽とも木枠をすり抜け、まるでヒーターが母親代わりであるかのように身を寄せていました🐤🐤
 
最初に入ったひよこの方が誘導してあげたのかも知れませんね。
 
ちっちゃいのに、ちゃんと知恵を働かせてるんですよー。
あれには感心しました。
 
もう思い出しただけでもカワイイっす😆
 
 
私が寝床に入る時が、ひよこたちの就寝時刻にもなる訳なんですが、人間の姿が見えなくなる事で、寂しさや不安感からか、電気を消した後も暗闇の中、ずーっと鳴いてるんですよ。
 
気になって毛布をめくり、身体に触れてやると鳴き止むんですけどね。
 
何せ孵化した後に初めて目にしたのが人間の姿ですから、すり込まれている訳なんです。
 
人間を親だと思ってたんでしょうね。
 
残念ながら、1羽のひよこは身体が弱かったのか、数日で天国へ逝ってしまいました😢
 
しっかり生き延びてくれた仔の方を、チーコと名付け、それはそれは大事に大事に育てました。
 
信じられないくらいに懐いてくれましたからねぇ、
 
それこそ犬や猫と変わらないくらいに…
 
嫌な事が家族におこっても、チーコと遊んでるとすっかり皆に笑顔が戻ってました😊
 
 
その後、私の家族、いや、ご近所さんまで巻き込んでの愛嬌たっぷりのチーコ騒動が始まる事に…😁
 
その辺はまたおいおいと。
 
 
そう、
 
みんなにとって、チーコは“平和の使者”のような存在だったんです。
 
 
『ありがとうな、チーコ(^^)』
 
 
 
 
 
 
 
今日は8月6日…
 
原爆の犠牲となられた数多くの方々の御霊に対し、謹んで、哀悼の誠を捧げます。