チーコ危機一髪!
よちよち可愛いヒヨコ🐥から若鶏、そして立派なニワトリ🐔へと成長していったチーコ。
ちなみに若鶏とは、生後3か月から5か月の産卵前の雛鶏の事をいうそうです☝
実はこの若鶏の頃にチーコがどんな様子だったか…の記憶が一番薄れてるんですよー😞
おそらく育てるのに必死で、いつの間にかビジュアルがニワトリらしくなったなぁ…って感じだったと思います。
確かこの頃の事だと記憶してるんですが、たった一度だけチーコの死を覚悟した出来事がありました💦
もうミニこたつも必要なくなり、段ボール箱では狭苦しくなったチーコは、私の父の日曜大工により新築の小屋をゲットし、私たちの目が届く範囲でのみ屋外に出て遊んだりしてました。
家族で田舎の親戚宅などへ車で行く際も、大きめの段ボール箱へチーコを収めて一緒に連れていってたんです。
親戚のおばちゃんは大の動物好きで、ワンちゃんを飼ってたんですが、連れていったチーコもむちゃくちゃ可愛いがってくれ、知らぬ間に一緒に外へ散歩に出掛けたりしてました👱🐔
そして事件は起こったのです😱
何分田舎ですから、飼い犬の散歩時は、リードなしで自由にさせててもそんなに問題ない訳です😚
それが日常だったおばちゃんは、犬がウロウロしている自宅前の空き地にチーコを放しました。
そばで見守ってくれてはいましたが、背後からやって来た犬のジョンに気付かず、そのままジョンはチーコのおしり辺りを咥えて走り出したのです😨
家の中にいた私は、チーコの鳴き叫ぶ声に慌てて裸足で飛び出し、ジョンを追いかけ、羽がかなり抜けてグッタリしてるチーコを救出しました。
もうダメかと一瞬思いましたが、血が出てなかったんですよね…
腹が立った私はジョンに向かって涙ぐみながら大声で怒鳴り、思わず小石を投げつけ、それがたまたま脳天に当たったんです。
ジョンは寂しくひと吠えした後に、家と反対方向へ逃げるようにダッシュで走り去って行きました。
幸い、ジョンはチーコに“じゃれ”に行ってただけだったみたいで、傷つけないように上手く咥えていたのです。
急にやって来たチーコにおばちゃんを取られてヤキモチでも焼いたんでしょうかねぇ(笑)
その日ジョンは、外が暗くなるまで家に戻ってきませんでした。
おっちゃんが遠くから家の方を覗っているジョンを何度も目撃していたそうで、
“えらい事をしてしまった…”
って感じで戻りづらいんだろう…と言ってましたね。
とぼとぼ帰ってきたジョンをみんなで笑って迎え、私も頭をいっぱい撫でてやりました。
石、痛かっただろうなぁ…
腰が抜けたように地面にひれ伏して、しばらくグッタリしていたチーコ。
私もおばちゃんもショックでしたが、徐々にチーコは元気を回復していき、ひと安心しました😂
その後、逆におばちゃんがグッタリ寝込んでしまったんです。
私のこの一言で…
「おばちゃんの、あほー!(*`Д´*)」
そんなおばちゃんも、もうこの世にはいません。
おばちゃん、あの時はごめんなぁ🙏
わたしたち、まだ生きてるもん!
チーコを飼い始めてから何ヶ月かが経った頃…
学校での父兄参観の際に、ウチの母親が担任の教師にふいに尋ねたんです。
「先生、いま我が家で育てているにわとり、あれはいつ学校にお返しすればいいのでしょうか?😲」
私の最初の説明が不十分だったのか、
母はチーコをずっと家に預かっておくとは思っていなかったようです😓
で、この言葉に驚いた先生、
こんなセリフを返したんだそうです…
「えっ、あのひよこたち、まだ生きてる仔がいたんですか…💧」
先生、そっちかよ~!(-""-;)
この時のやりとりは当時の学級新聞にも掲載されるほどのちょっとしたニュースとなり、
調査の結果、チーコ以外にも確か2軒の生徒宅にて、にわとりたちの生存が確認されたのです🐔🐔
チーコは8年間、我が家で生きてくれましたが、
他の生徒宅へ引き取られていった仔たちは、果たしてどうなったのでしょう…
今になってとても気になっています😏
卵から雛に孵す実験授業は、その後何年かしてから廃止されたそうな…
し、しかしあの時の先生よー、
“どうせ最初から死ぬものと思ってたんか~い!”(`Δ´)
平和の使者 “チーコ”
『ありがとうな、チーコ(^^)』
にわとりがペット!?
昔…